■ 資源の枯渇と私たちの暮らし
次にエネルギー問題の話をしましょう。世界的に様々な資源の枯渇が危惧される中で、私たち日本のエネルギー自給率は先進国内でも最低水準の4%(原子力による準国産エネルギーを加えても16%)です。その中で、日本全体の約14%のエネルギーを家庭部門で消費しています。そしてその値も二酸化炭素同様に年々増加しており2005年には1990年と比べると約20%増加となっています。
出所)エネルギー白書2006(HTML版)
資源エネルギー庁http://www.enecho.meti.go.jp/ より
用途別には暖房25%、給湯28%、動力・照明37%という割合で住まいの中で多くのエネルギーが使われています。これらのエネルギー消費量も建物の計画と暮らし方によって抑えることができます。
出所)エネルギー白書2006(HTML版)
資源エネルギー庁http://www.enecho.meti.go.jp/ より