1.数百年に一度起こる地震・・・・極めて稀に発生する地震。地震による力は、東京を想定した場合、気象庁の震度階で震度6強から7程度に相当する。これは、関東大震災において東京で発生したと推定される地震の揺れや阪神淡路大震災において神戸で観測された地震の揺れに相当する。
2.数十年に一度起こる地震・・・・稀に発生する地震。地震による力は、東京を想定した場合、気象庁の震度階で震度5強に相当する。
参考文献 木造住宅のための構造の安定に関する基準解説書 監修 建設省住宅局住宅生産課
発行 (財)日本住宅・木材技術センター
日本の耐震設計の基準
中地震(数十年に一度くらい)に対して・・・損傷防止、強さで抵抗
大地震(数百年に一度くらい)に対して・・・倒壊防止、強さと粘りで耐える。
(原子力施設等重要な建物は別途基準あり。また、超高層などは、時刻歴応答解析(コンピュータ解析で時々刻々変わる地震時の挙動を計算し求める)により安全性を確認している。
参考文献 目で見る木造住宅の耐震性 宮澤健二編著 東洋書房