針葉樹 コウヤマキ科 福島から九州まで分布。高野山に多いことから名づけられました。常緑高木で樹高は30m程度。コウヤマキはホンマキとも呼ばれ耐朽性、耐水性に優れ、古くから高級な棺や水桶、橋杭などに用いられてきました。古墳時代の前方後円墳に埋葬されていた巨大な木棺はコウヤマキの巨木をくり抜いて作られていたものが多いのだそうです。色味は赤白の差がなく、淡い黄白色で独特の光沢があります。その耐朽性、耐水性から浴室、浴槽などに用いられることが多いです。