代表者 代表取締役 中西 豊
所在地:奈良県吉野郡大淀町大字馬佐383-5
TEL:0746-39-9002 /FAX:0746-39-9003
http://web1.kcn.jp/woodbase/
mail:nakanishi97@yahoo.co.jp
■ モットー
造作材ならどこにも負けない!
「銘木屋の眼を持ったウッドコーディネーター」
■ 会社経歴
2006年 株式会社ウッドベース設立
■ 取り扱い樹種
吉野産杉、桧。
その他樹種は要望があれば日本中から探し出します。
■ 業務内容
造作材、木材のコーディネート、乾燥(ドライングセット材)
■ 取り扱い製品
構造材(ドライングセット材)、板材、造作材、Jパネル、
杢パネル(吉野杉源平巾接ぎパネル)
■ 価格
造作材参考価格:25万/m3(上小無地)
杢パネル:2,000×930×24 :1,5000円
3,000×1,000×24 :2,4000円
4,000×600×24 :1,9200円
(杉赤身一等、埋木補修なし、運賃別途)
構造材、ドライングセット材その他はお問い合わせください。
■ 所有設備
製材等は組合もしくは協力製材所の設備を利用
高温乾燥庫(120℃)20立米×1基 JAS無し
■ 乾燥
構造材-ドライングセット1週間その後天然乾燥で2週間の計20日間程度
造作材-1~2週間
■ ストック
構造材のストックは行っていない。棟単位で製材を行い、乾燥を行う。今後ドライングセット材のストックを充実させていく予定。
杉の造作・家具材は豊富。
■ フットワーク
小規模ゆえに小回りが利く。要望があればネットワークを駆使して、日本中から要望の材を探し出す。
■ 自社による品質管理
抜き打ちによる含水率検査を行う。規定含水率10~15%(造作材)、20%(構造材)
■ 取引相手
設計事務所、工務店、個人
■ 取材雑感
日本有数の林産地奈良県吉野。その規模の大きさ故に木材に関わる業種も多種にわたる。大規模な製材機のレーンを導入している製材所、それら製材所から出る端材を処理する工場、木材の皮から端材まで一切を無駄にすることなく利用する一大ネットワークが吉野には存在する。ここ株式会社ウッドベースはそういった木材に関わる業種のなかでも、特に造作材に強い会社である。
代表取締役の中西さん曰く、
「吉野杉の源平造作材では絶対に他には負けません。」
また
「自社基準に満たないものは出しません。やっぱり吉野、流石だね。といわれるものを提供したい。」
という言葉に吉野ならではの自信と誇りを感じた。
会社としての規模は小さいが、それ故にフットワークがよく、吉野杉、桧は言うに及ばず、その他の材に関して無理難題を要求しても「お客さんがどうしてもこういった材が欲しい」というならば、その気持ちにこたえたい。と熱意を持って、日本中から材を探し出しコーディネートしてくれる。また造作材だけでなく構造材の相談にも応じてくれ、自社でドライングセット材の生産も行っている。今後はドライングセット材のストックを充実させていく考えのようだ。
中西さんの経歴ゆえなのかどうかは定かではないが、ウッドベースはただの木材コーディネータ-ではなく、吉野の、しかも「銘木屋の眼を持ったウッドコーディネーター」なのだと強く感じた。こういう材を使いたい、こういった材を探している、という方、是非相談してみてはいかがでしょうか。