WACゼミ第2回『木の住まい 構造ラボ』
~正しい耐力壁と危ない耐力壁 その破壊を見比べる~
近年、木造住宅の新築着工戸数は減少し、リフォーム等が増加している傾向にあります。また、既存住宅の耐震診断、耐震補強について、国をはじめ、一般の方から建築関係者まで、意識が高くなってきています。その様な中、実際に既存住宅の耐震調査を行うと、築年数によっては、耐力壁として筋かいは入っているが端部が釘で留められているものや、合板を張ってはいるが簡単に留めていたり、いい加減に留められているものが見られる場合があります。
そこで、WACゼミ2008 第2回は、これらの壁の強さが現状の法律で決められた造りの耐力壁と比べてどれくらい違うのかを実際に体験して頂く為に、耐力壁の実大破壊実験を行います。そして木造住宅の耐震性能の要である耐力壁への理解と今後の設計、施工や、施主等への説明に役立てて頂きたいと思います。また、体験を伴った耐力壁への理解をリフォーム時の耐震補強や、新築における施工チェックにも繋げて頂きたいと思います。
------------------- 要項 -------------------
日 時:2008年7月19日(土)
13:30~17:30(開場 13:00)
会 場:岐阜県立森林文化アカデミー 木材開放試験室
http://www.forest.ac.jp/
定 員:40名(先着順)
参加費:6,000円(WOOD AC会員は4,000円。WACゼミ通年受講希望者はチラシ参照)
問合先:NPO法人WOOD AC 担当:坂崎
E-mail:info@wood-ac.or.tv
TEL:0575-35-0259
FAX:0575-35-3599
※申込み方法等、詳細はチラシ(文末のアップロードファイル)
をダウンロードしてご覧下さい。
---------------- プログラム ----------------
13:00 開場・受付
13:30 開会 主催者挨拶
13:40 【第1部】
講義「(仮)実大破壊試験から視る木の住まい耐震性能のポイント」
解説「構造試験の概要と実験①②の内容説明」
14:40 【第2部】
実験① 筋かい破壊実験 見学&解説&検討会
≪端部釘止め VS 端部正規金物≫
15:20 【第3部】
耐力壁製作体験
16:30 実験② 構造用合板破壊実験 見学&解説&検討会
≪釘めり込み+数不足 VS 正規留付け≫
17:00意見交換会
17:30 閉会
■ また、WOOD AC入会希望者やWACゼミ2008 通年受講者も同時に受け付けております。
受講者や会員同士の新たなネットワークづくりができ、参加費の優遇等もありますので、関心の有る方は是非ご検討下さい。
案内.PDFは、下記からダウンロードしてください。
ファイル 3-1.pdf
- 作品名
- WACゼミ第2回のご案内
- 登録日時
- 2008/05/18(日) 16:52
- 分類
- WACゼミ2008 案内